担当者氏名 土屋 貴志
作成年月日 2009/8/26
報告フェース情報
著者 村國 茂
著者肩書 陸軍軍医学校軍陣防疫学教室(主任 石井少将)陸軍軍医大尉
著者2  
著者2肩書  
著者3  
表題 ケオピスネズミノミ(Xenopsylla cheopis Rothschild)に関する実験的研究 第1編
副題 成虫の交尾、吸血、産卵並びに寿命の相互関係
 出典著者  
 出典表題  
 出典雑誌・書籍名  
 出典頁  
 出典発行年  
 出典社名  
188号
種類 原著
分類1 385-4
分類2 385-8
分類3  
分類4  
受付 昭和16(1941).12.12
米国メモの有無
米国メモ  
終了頁 20
索引用人名 素木得一、三宅恒方、Hase, Heikertinger, Hull, Imms, Jordan, Martini, Pawlowsky, Weyer, Bacot, Hirst, Hopkins, Leeson, Roubaud, Strickland, 雇員・高橋喜平次、技生・内田喜八郎、技生・加々美栄一、技生・樋口今朝登、技生・橋詰幸夫、傭人・星島協、内藤少佐
索引用方法 蚤、飼育、繁殖
索引用材料 ケオピスネズミノミ、大黒鼠
索引用対象名 ケオピスネズミノミ
索引用疾病名 ペスト
索引用地名 陸軍軍医学校防疫研究室
索引用その他  
参考文献(邦) 4
参考文献(欧) 18
0
13
抄録様式1
背景 「交尾、吸血、産卵なる3者間の相互時間的関係は、蚤の生殖生理並びに摂食生理を理解する為の基礎的資料たるべきものなり」
目的 「[先行研究の]各結論に対する追試並びに推論の確定を企図するのみならず、産卵と吸血、交尾、並びに寿命に対するこれら3者の関係等につき実験的にその相互時間的関係を解決する」
方法 アルマイト製シャーレに滅菌乾燥鋸屑と籾を混ぜた蚤床を入れ、乾燥山羊血粉を幼虫の飼料、大黒鼠を成虫の吸血源として、滅菌蒸留水で加湿しながら、「蚤成虫の雌雄別、吸血の有無、交尾の有無、並びに吸血及び交尾の順序等」条件を様々に変えて飼育し幼虫が発生するかどうか調べる9種類の実験を行う
材料あるいは対象 ケオピスネズミノミ、大黒鼠、アルマイト製シャーレ、鋸屑、滅菌蒸留水、試験管、乾燥山羊血粉
研究対象(実施)年月 昭和16(1941)年7月〜11月
場所 陸軍軍医学校防疫研究室
結果  
考察  
結論 1)雌雄成虫共に、幼虫時代に乾燥山羊血粉で摂食消化吸収したエネルギーで生き延びる。2)成虫の摂食方法は吸血以外にはない。3)吸血欲は雌雄ともに羽化後に旺盛に発現するのであり、交尾の結果として発現するのではない。4)交尾欲もまた雌雄ともに羽化後にすみやかに発現するのであって、吸血して初めて交尾欲が発現するのではない。5)単為生殖は認められない。6)吸血は個体維持のためには必ずしも必要ではない。雌には吸血によって多少長命となるものがあるが、雄にはそういう例はない。7)雌雄成虫の寿命は、吸血、交尾、産卵の有無によらず、夏期(7・8月)は20-30日前後、秋期(10・11月)は15-20日前後。8)雌雄は羽化後に吸血しなくても交尾・受精できるが、吸血なしには受精卵を育てて排卵することができない。9)産卵のためには雌成虫が吸血により摂食する必要がある。吸血時期は交尾の前後いずれでもよい。10)雄成虫は吸血なしでも授精できる。11)だが雄成虫が吸血したほうが生殖力は増す。雄の生殖力は1回の交尾で授精できる卵子数×一生の交尾回数。
注目すべき事項
本文中  
図表  
その他  
脚注・注釈 ペストを媒介するノミをどうやったら繁殖させられるか調べた基礎研究の第1編
備考 昭和21(1946)年東京大学より医学博士号を得た博士論文の主論文の第1編。博士論文は『陸軍軍医学校防疫研究報告』そのままを綴じ、「陸軍」の便箋に和文タイプした目次を付け、毛筆で「村國茂論文集」と墨書した表紙を付けたもの。本論文が第2部の10本、参考論文が第1部第7号と第2部5本。表紙に㊙の印あり
担当者の考察 博士論文は戦時中に東大に提出か?