報告
陸軍軍医学校防疫研究室(主幹 石井軍医正)  
著者 井上隆朝
著者肩書 陸軍三等軍医正
著者2 菅原敏
著者2肩書
著者3 小澤清
著者3肩書
表題 鼻疽抗原ニ関スル実験的研究
副題 第3報 鼻疽菌成分ノ免疫(血清)学的研究 (昭和11年9月)
第223号
○秘
種類 原著
分類1 443-5
分類2 350-43
受付 12.1.10
米国メモ有無
開始頁 223-1
終了頁 223-14
索引用人名 Pick,Avery,Heidelberger,内田栄治郎、柴田重蔵、松本英雄,新井正明、
索引用材料 鼻疽菌、菌種成分浮遊液、「ワクチン」、「マレイン」性抗原、「アセトン」濃縮抗原
参考文献
2
7
評価(倫理) 0
評価(軍事) 1
   
抄録 「鼻疽菌ニツキ菌体成分ノ免疫学的研究ヲ企図シ本病免疫ノ礎石ヲツクリ本菌ノ兵器化研究ニ資シ将来ノ研究ニ対シ試験穿刺
  的意義アラシメンコトヲ期セリ。」鼻疽菌体を核蛋白、含水炭素、類脂体の三成分に分析すると、血清反応により抗原性は後2者
  は前者に比し著しく弱性であった。「マレイン」 は抗原性含水炭素より僅かに優秀であった。N.K.M,N.A.Mは優秀な抗原性を有す。
  「アセトン」抗原および死菌「ワクチン」 はN.K.Mに次ぐ抗原性を発揮した。毒性は「マレイン」 .N.K.M,N.A.M,総蛋白、
  含水炭素 、死菌「ワクチン」、 「アセトン」  抗原の順序であった。免疫家兎に対する各抗原の皮内接種は局所に特に変化を
  発現しなかった。家兎免疫血清中には綿羊血球に対する溶血素の産生を証明しなかった。