報告
陸軍軍医学校防疫研究室(主幹 石井軍医正)  
著者 井上隆朝
著者肩書 陸軍一等軍医
著者2 小澤清
著者2肩書
著者4  
著者4肩書  
表題 鼻疽抗原ニ関スル実験的研究
副題 第4報 診断用抗原ニ関スル研究 (昭和11年7月)
第224号
○秘
種類 原著
分類1 445-5
分類2 350-43
分類3 351-43
受付 15.2.26
米国メモ有無
開始頁 224-1
終了頁 224-14
索引用人名 Kleine,竹内、Schuetz,Schueren,Miessner,Blaumgert,Luejus,Dedjuelin,Wladimiroff,Bonome,Kenew,Pfeiiller,Mueller,Konew
  Troster,Meyer,Mogler,坂本
索引用方法 凝集反応術式、補体結合反応術式
索引用材料 「マレアーゼ」、鼻疽菌「アンチフォルミン」溶解濾過液、乾燥ネオマイシン,多種補体結合反応用抗原、乾燥抗原
参考文献
2
11
評論(倫理) 0
評論(軍事) 1
   
   
抄録 人鼻疽は頻発疾患ではない。臨床症状は多種多様で之のみで診断確定は殆ど絶望とみられる。診断は困難で最後確定は
  血清学的検査に待つ。研究実施中、予防、治療至難の認識を深め,免疫抗原の研究着手とともに患者治療経験より罹病早
  期の治療普及が 多少予後を良好ならしめる点より診断用「アンチゲン」 の調整検定の必要に迫られた。実地診断意義を
  有せんため更に多数罹患症例につき検定の上でないと明言は許されない。凝集原3%グリセリン寒天2日培養菌液を生理的
  食塩水1cc1mg浮遊100度30分加熱後0.5%比に「フォルマリン」 あるいは「カルボール」 を加え氷室保存用に使用する。
  穂体結合反応は遠心上清を使用菌量1cc100-300mgにて有効成分を抽出する。沈降原は30%グリセリン寒天2日培養37度C
  菌の100度30分加熱遠心上清液を使用する。使用材料はやや敏度弱くても携行野戦用として推奨せられるか。