日本陸軍軍医学校防疫研究報告抄録
担当者氏名 岡田麗江
作成年月日 2006.1.25
著者 内藤良一
著者肩書 陸軍軍医少佐
著者2 中井俊夫
著者2肩書 嘱託
著者3 児矢野福太郎
表題 ペプトン」の細菌学的研究
副題 第4報 市販31種ペプトン」に於ける「ヂフテリア菌毒素産生能並びに其と各ペプトン」の窒素分劃との関係
 出典著者  
 出典表題  
 出典雑誌・書籍名  
 出典頁  
 出典発行年  
241
種類 原著
分類1 314-49
分類2 419-1
分類3 419-4
分類4  
受付 17.1.20
印刷数  
米国メモの有
米国メモ  
開始頁 241-1
終了頁 241-15
索引用人名 内藤良一 中井俊夫 児矢野福太郎
索引用方法 ヂフテリア菌の培養濾過液の海貘への皮下接種 窒素産生能とペプトンの窒素分劃の関係
索引用材料 31種のペプトン Park William’s Bacilla No.8株 海貘
索引用対象名  
索引用疾病名  
索引用地名  
索引用その他  
参考文献(邦 3
参考文献(欧 7
22
4
背景 第3報でコレラ菌、赤痢菌、チフス菌で病原菌の増殖及び毒力維持性とペプトンの蛋白消化程度の関係を見るに、認められるべき一定の関係がなく、あえて赤痢菌がアミノ窒素/総窒素が大で毒力維持性がだいであった。これらは、今までの常識から不可解なことである。この問題での知見は多くないが、米国では、毒素を高くするものとしてProteose-Pepteneを販売している。さらに多くの知見をえる必要がある。
目的 市販31種ペプトンに於けるヂフテリア菌毒素産生能の比較実験。毒素産生能と各ペプトンの窒素分解との関係をあきらかにする。
方法 各ペプトンに牛肉水、食塩、を加え、苛性ソーダでPH7.8に調整した培地にヂフテリア菌を培養。培養の濾過液を海貘に皮下接種し、致死量を検討する。縦軸に判定最小致死量、横軸に各分劃窒素量(%)をおき蛋白分解程度をみる。
材料あるいは対象 31種のペプトン Park William’s Bacilla No.8株 海貘
研究対象(実施)年月  
場所  
結果 最小致死量はgehe 0.1cc,Proteose 0.1ccであり、Martin Bouillonを用いたもの 0.005ccよりつよくない。窒素分劃は、一定の関係はみられなかった。原料が牛乳カゼインと推定されるものの5種(照内、Merck, Bacto, Bacto-Proteose, Chapoteaut)につき窒素産生能とアミノ窒素/総窒素をみるとわずかにこの関係はみとめられる。
考察 使用したペプトンの分子、生成機序が一定でないための結果かもしれない。
結論 市販ペプトンにおけるヂフテリア菌体外毒素産生能と各ペプトンの窒素分劃との関係は、殆ど一定の関係を認めず。
備考