251村國

担当者氏名 土屋貴志
作成年月日 2010/3/10
報告フェース情報
著者 村國 茂
著者肩書 陸軍軍医学校防疫研究室(主幹 石井少将)陸軍軍医大尉
著者2  
著者2肩書  
著者3  
表題 殺蚤剤に関する実験的研究
副題 第2報 酒精、石炭酸及び昇汞を以てする実験
 出典著者  
 出典表題  
 出典雑誌・書籍  
 出典頁  
 出典発行年  
 出典社名  
251
種類 原著
分類1 385-9
分類2  
分類3  
分類4  
受付 昭和17.2.19
印刷数  
米国メモの有無
米国メモ  
終了頁 20
索引用人名 飯村保三、白岩、佐野、竹内、雇員高橋喜平次
索引用方法 殺蚤剤
索引用材料 ケオピスネズミノミ、酒精、石炭酸、昇汞、大黒鼠
索引用対象名 ケオピスネズミノミ
索引用疾病名 (ペスト)
索引用地名 陸軍軍医学校防疫研究室
索引用その他  
参考文献(邦) 5
参考文献(欧) 0
3
12
抄録様式1
背景 クレゾール石鹸液に引き続いて、ケオピスネズミノミ殺蚤効果を調べる。酒精、石炭酸、昇汞についての定量的効果検定試験は行われていなかった
目的 酒精、石炭酸、昇汞のケオピスネズミノミに対する殺蚤効果を検証する
方法 雌雄取り混ぜたケオピスネズミノミ成虫を20匹ずつ分け、石炭酸10%、5%、3%溶液と、純アルコール100%、70%、50%溶液、昇汞(食塩)1%、0.5%、0.1%溶液を作って、分離器で分離した蚤に作用させ、1分、5分、10分、15分後に取り出して、蚤の状態を直後〜10日目まで観察する。対照として蒸留水群も作る。
材料あるいは対象 ケオピスネズミノミ、酒精(純アルコール)、石炭酸、昇汞(食塩)、大黒鼠、石油空缶
研究対象(実施)年月 昭和17(1942)年1月下旬〜2月上旬
場所 陸軍軍医学校防疫研究室?
結果  
考察 「石炭酸は濃度及び作用時間を考慮せば、殺蚤目的に使用し得るものなり」「アルコールは石炭酸に劣ること明なり。……感染蚤を材料とする細菌学的研究に於て、供試蚤体の消毒を企図せんにはアルコールは蓋し良好なる薬物なるべし」「昇汞は殺蚤目的に使用せんには不適当なる薬物なり。……蚤を材料とする細菌学的研究に於て供試蚤体外表面其の物の消毒を企図せんには使用可能なる薬物と称し得べし」
結論 1)15分以内呼吸停止しても蚤の生存日数は短縮しない。2)石炭酸は濃度及び作用時間を考慮すれば殺蚤効果かなり大。3)アルコールは純アルコールのみ実用的価値あり。消毒目的なら適当。4)昇汞(食塩)は蚤体の消毒薬として利用できるがアルコールが最も適当。5)第1報と併せればクレゾール石鹸液と石炭酸が殺蚤剤として使用可能
備考 博士論文の第2参考論文(第1報[68号]とともに)