日本陸軍軍医学校防疫研究報告抄録
担当者氏名 岡田麗江
作成年月日 2006.1.25
著者 井上隆朝
著者肩書 陸軍一等軍医
著者2 小林武彦
著者2肩書  
著者3  
表題 「コレラ死菌の非凝集性に就いての小実験  (昭和9年7月)
副題  
 出典著者  
 出典表題  
 出典雑誌・書籍名  
 出典頁  
 出典発行年  
299
種類 原著
分類1 438-5
分類2 351-38
分類3  
分類4  
受付 16.10.1
印刷数  
米国メモの有
米国メモ  
開始頁 299-1
終了頁 299-8
索引用人名 井上隆朝 小林武彦 石井軍医正 山口、佐藤
索引用方法 コレラ菌の死菌(フォルマリン、加熱処理、氷室保存)、非凝集性の検査
索引用材料 コレラ菌の稲葉株(原型)、しょう永(中間型)、藤代株(異型)、
索引用対象名  
索引用疾病名  
索引用地名  
索引用その他  
参考文献(邦 0
参考文献(欧 0
0
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背景 各種細菌の免疫血清内における凝集状況は、菌鑑別、その凝集原の追求に資せられ、その編成方面により多くの研究がある。各種条件下における、死菌の免疫血清に対する被凝集性に関しても凝集減の研究やワクチンとしての抗原性との関係についても研究が進んでいる。また、チフス・フォルモ・ワクチンの抗原性大で、毒性もすくない結果、またフォルモワクチンの被凝集性は他のワクチンに比し、長く保存出来る事実が発表されている。
目的 フォルマリン加ワクチンー死菌のー被凝集性をしる。先ず、コレラ菌について1小実験をする。
方法 教室保存のコレラ菌9株を死菌(加熱、フォルマリン加、氷室保存)調製し、原型菌〔稲田)の免疫血清の凝集反応を検査し、その被凝集性を検査する。
材料あるいは対象 稲葉(原型とみられるもの)株、しょう承(中間)株、藤代(異型とみられるもの)株、外に異型に近いもの6株(奉細、奉安、朝鮮4、郷家屯7,大連27,大連47) 1%フォルマリン
研究対象(実施)年月 実験期間 昭和9年(自6月15日 至7月31日)
場所  
結果  
考察  
結論 フォルマリンで処置したコレラ死菌は、加熱死菌に比し、当該免疫血清に対し、比較的長く、しかも高度の被凝集性を保存する。しかしこれは、その菌の抗原の破壊度のすくないことを語る一面であって、この抗原性については、更に後日の研究が必要である。
備考 筆者は、各種病原菌におけるフォルモワクチンの研究は、特殊目的である、とのべている。