担当者氏名 大野研而
作成年月日 05・11・27
報告フェース情報  
著者 太田正治
著者肩書 陸軍軍医学校軍陣防疫学教室(主任 石井少将)陸軍軍医大尉
著者2  
著者2肩書  
著者3  
表題 衛生濾水機刷子木台に対するクレオソート油の防腐効力について
副題  
 出典著者  
 出典表題  
 出典雑誌・書籍名  
 出典頁  
 出典発行年  
 出典社名  
346
あり
種類 原著
分類1 154−08
分類2  
分類3  
分類4  
受付 17,4,7
印刷数  
米国メモの有無  
米国メモ  
頁数 6
索引用人名  
索引用方法  
索引用材料 クレオソート油、中性油、多孔家菌(Polyporus vaporarius),衛生濾水機、刷子木台、玉ねぎ培地、
索引用対象名  
索引用疾病名  
索引用地名  
索引用その他  
参考文献(邦)  
参考文献(欧)  
3
1
抄録様式1  
背景  
目的 これまでに、衛生濾水機の刷子(ハケ、ブラシ)木台の防腐に関し、クレオソート油による防腐法が、推奨に値す
  することを、解説・報告してきたが、その確証を得るために実験をおこなってきたが、一部完結したので報告する。
方法 1、防腐方法:本実験の防腐に用いたクレオソート油は、タール製品協議会規定のクレオソート油1号で、中性油
  というのはクレオソート油の臭気を減らすためにアルカリ溶液で中和後、アルカリ液を分別したものである。上記
  防腐剤に刷子木台を浸漬・飽和させる。
  2、効力判定方法:(1)クレオソート油および中性油による防腐処理木台と、対照未処理木台の小片をそれぞれ
  作り、それを玉ねぎ培地上に培養した多孔家菌(Polyporus vaporarius)の菌叢上に移し、25℃に保ってその菌
  の供試小片上の発育状況を観察するとともに、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月の多孔家菌による腐蝕状況を、減量試験
  および圧縮試験により検査した。(2)多孔家菌の培養には玉ねぎ培地を用いた。(3)減量試験:供試小片の
  重量は湿度75%、温度25℃で測定し腐蝕前後に、秤量比較し、減量百分比を算出した。(4)圧縮試験:減量
  試験を終わった供試小片について高砂森試験機製作所製・竪型万能試験機で測定した。
材料あるいは対象  
研究対象(実施)年月  
場所  
結果 (1)クレオソート油及び中性油の多孔家菌発育阻止作用は大きい。対照未処理小片には数日で
  全表面を覆ってしまうほどに繁殖するが、防腐処理小片では表面に菌が発育しない。また玉ねぎ
  培地上に繁殖した多孔家菌も、防腐処理小片を挿入されると徐々に繁殖を停止し、1ヵ月後には
  枯死する。(2)減量試験では、未処理小片では腐蝕がいちぢるしく、1-3ヶ月間に20,7%−
  44,2%減量したのに比べ、防腐処理小片ではもっとも強く腐蝕されたものでも3ヶ月間に3,7%
  減量したに過ぎなかった。(3)圧縮試験について:対照では100kg以上。防腐処理小片は69,5
  から105,5kgによく耐え得たのに比べ、未処理小片では16,8−28,8kgに耐え得たにすぎな
  い。
考察  
結論 クレオソート油および中性油の衛生濾水機刷子木台における防腐効力を、多孔家菌に対する発育阻止作用、減量試験ならびに圧縮試験により検査したところ、全試験においてきわめて明確にその効力を認め、本防腐法は推奨に値する方法であることが分かった。なおクレオソート油と中性油ではそれほどはなはだしい差異は認めなかった。
抄録様式2  
抄録  
注目すべき事項  
本文中  
図表  
その他  
脚注・注釈  
備考 第2報は425号。
担当者の考察