担当者氏名 大野研而
作成年月日 05・11・25
報告フェース情報  
著者 正島正隆
著者肩書 南支派遣 波第6804四部隊付 陸軍軍医中尉
著者2 鉄 與七郎
著者2肩書 同 陸軍衛生伍長
著者3  
表題 最近輸送濾過管の破損率増加に対する研究(昭和17年1月)
副題  
 出典著者  
 出典表題  
 出典雑誌・書籍名  
 出典頁  
 出典発行年  
 出典社名  
368
有り
種類 叢報
分類1 152−04
分類2 152−08
分類3  
分類4  
受付 17,4,21
印刷数  
米国メモの有無  
米国メモ  
頁数 8
索引用人名  
索引用方法 気泡試験
索引用材料 濾過管
索引用対象名  
索引用疾病名  
索引用地名 南支
索引用その他 濾過管、輸送、破損
参考文献(邦)  
参考文献(欧)  
6
7
抄録様式1  
背景 濾過管の輸送途上の破損は従来から相当数有り、これまで第1,2,3報で報告してきたが、最近の破損率は
  著しく高率で、このような状況が続くと、現地の防疫給水作業や器材補給に大きな支障をきたすおそれがある。
  そのため緊急に原因を調査し、対策を講じる必要がある。
目的 従来輸送濾過管と最近輸送濾過管の破損状況を検討し、その増大の原因を明らかにして、将来の長期遠隔地
  輸送に対する対策の一助とする。
方法 肉眼で破損の状況を識別できるものを除き、残りを気泡試験した。
材料あるいは対象 最近輸送濾過管(昭和16年9月ー11月の間に当科で検定したもの)、従来輸送濾過管(昭和15年7月ー昭和
  16年8月の分)、松風工業製濾過管1号、2号、新1号、新2号、日本濾水陶管1号、2号、新1号、新2号
研究対象(実施)年月  
場所  
結果  
考察 4、最近輸送濾過管と従来輸送濾過管とのは存立の比較。 5、濾過管の輸送経路。 6、最近輸送濾過管の
  状態ならびに梱包方法。 7、従来濾過管梱包状態ならびに梱包方法。 8、最近梱包と従来梱包との差異。
  9、破損率増加に影響したと考えられる諸因に対する検討。
結論 従来梱包濾過管の破損率に比し最近梱包濾過管の破損率は格段の差がある。すなわち新1号では前者6,2%に対し22,6%、新2号では前者2,8%に対し12%の高率を示した。このような増加を引き起こした原因を的確に把握・断定するのは困難であるが同じ松風濾過管のみを比較しても上記のような差を示すのは、これまでの検討で述べたように、(1)輸送途上の取り扱いの不当、(2)梱包の不備すなわち緊縛細紐の解断、わらの挿入状態の不当、濾過管の個々の緩衝物の欠除などに関係ありと言える。現在のような梱包方法はその成績から見ても、長期遠隔地への輸送には適当でないと断定できる。*将来に対する意見*将来濾過管の長期遠隔地への輸送に当たっては次のような対応策を必要とする。(イ)1号濾過管では4本収納梱包方法を可とする。<理由>軽量、取り扱いに便利で破損率が低い。箱の増加は破損率が高いことに比べるともんだいにならない。(ロ)最近梱包方法を今後継続して遠隔地輸送を行うには次の事項の改善が必要である。(1)緊縛細紐は温湯、衝撃などに対し抵抗が強く、途中で解断しないような性質のものを用いるべきである。(2)濾過管個々は新聞紙だけでなく、むしろなどで包装する必要がある。(3)箱と濾過管との隙間には緻密にわら、木屑を挿入しとくに底部と横側に充分にあるようにする。
抄録様式2  
抄録  
注目すべき事項  
本文中  
図表  
その他  
脚注・注釈  
備考  
担当者の考察