日本陸軍軍医学校防疫研究報告抄録
担当者氏名 岡田麗江
作成年月日 2005・11・19
著者 一条泰一
著者肩書 陸軍軍医中尉
著者2 櫛田忠夫
著者2肩書  
著者3  
表題 現行陸軍予防接種液の効果に関する人体試験  其の1
副題 チフス菌、パラチフスA及B菌、細菌性食中毒菌、予防接種液の効果に関する実験
 出典著者  
 出典表題  
 出典雑誌・書籍名  
 出典頁  
 出典発行年  
40
種類 原著
分類1 435-4
   
分類2 436-4
分類3 342-36
分類4  
受付 15.6.27
印刷数 400
米国メモの有
米国メモ  
開始頁 1
終了頁 60
索引用人名 一条泰一、 櫛田忠夫、 石井四郎、北條圓了 伊藤肇 坂田信秋 Abderhalden
索引用方法 受動性免疫反応
索引用材料 陸軍軍医学校4種混合予防接種液 伝染病研究所チフス、パラチフス混合予防接種液
索引用対象名 丁種学生(陸軍軍医学校) 、マウス
索引用疾病名 チフス菌(小豆畑)、パラチフスA(丸十)・B(熊倉)、ゲルトネル菌(G33号)
索引用地名  
索引用その他 人体実験
参考文献(邦 8
参考文献(欧 4
0
27
背景 現行陸軍予防接種中の陸軍軍医学校の4種混合予防接種液は、伝染病研究所、北里研究所、鳥潟研究所の同類の予防接種液とを家兎及びマウスによる血清免疫効果の比較実験を行い、陸軍軍医学校予防接種液が免疫効果優位であり、動物体への影響も大差無い事を報告した。
目的 現行陸軍軍医学校「チフス菌、「パラチフスA及びB菌、「ゲルトネル菌4種混合予防接種液と伝染病研究所腸チフス、パラチフス混合予防接種液、北里研究所チフス、パラチフス菌混合予防接種液、鳥潟研究所腸チフス予防液との抗原性効果を比較的同一条件及び状態にあると思われる丁種学生70名につき、それぞれの使用法に従い予防接種をなし、実施応用上其の副作用及び免疫効力の比較を試みる。
方法 免疫効果試験前の学生の採血。各予防接種液の方法と規定に沿って学生の胸部皮下に接種。免疫効果の測定のため学生の混合血清をマウスに注射後、各致死量を注射する。
材料あるいは対象 陸軍軍医学校チフス菌、パラチフスA,B菌、食中毒菌、4種混合予防接種液、伝染病研究所腸チフス、パラチフス混合予防接種液、北里研究所チフス、パラチフス菌混合予防接種液、鳥潟研究所チフス予防液(コクチゲン) チフス菌株(小豆畑)、A型パラチフス菌(丸十)、B型パラチフス菌(熊倉)、ゲルトネル菌(G33号)、陸軍軍医学校丁種学生70名 マウス
研究対象(実施)年月
場所  
結果 各種予防接種液を接種後の被験者血清の凝集価は、チフス菌に対して鳥潟研究所コクチゲンを接種した組が最も高く、次に陸軍医学校ワクチンと伝研ワクチン接種車のものが高い。補体結合反応でゲルトネル菌、パラチフスA・B菌にたいして陸医校ワクチンが最も優秀。マウスによる受動免疫効果試験は、チフス菌、パラチフス菌、ゲルトネル菌ともに陸医校ワクチンが優秀。各種予防接種液注射による身体反応症状は陸医校ワクチンが注射部位発赤、頭重など他に比し強いが、症状は兵業に影響を及ぼすほどではない。
考察  
結論