担当者氏名 大野研而
作成年月日 05・12・9
報告フェース情報  
著者 太田藤市郎
著者肩書 陸軍軍医学校軍陣防疫学教室(主任 増田大佐) 陸軍軍医大尉
著者2 出井勝重
著者2肩書 担任指導 陸軍軍医少佐
著者3  
表題 腸チフス・パラチフスAおよびB型細菌性食中毒接種液と破傷風アナトキシンとを以ってした人体活動性混合免疫
  による抗毒素ならびに凝集素産生について
副題  
 出典著者  
 出典表題  
 出典雑誌・書籍名  
 出典頁  
 出典発行年  
 出典社名  
454
なし
種類 原著
分類1 346−26
分類2 342−35
分類3 342−36
分類4  
受付 昭和18.1.14
印刷数  
米国メモの有無  
米国メモ  
頁数 7
索引用人名 石光、永井吉郎、佐伯 潔、川島四郎
索引用方法  
索引用材料  
索引用対象名  
索引用疾病名  
索引用地名  
索引用その他 治療血清、受動性免疫、活動性免疫法、4種混合接種液
参考文献(邦) 2
参考文献(欧)  
 
5
抄録様式1  
背景 破傷風、ジフテリアなどに感染した際、これらの治療血清が非常に効果があるのは衆知の事実であるが、一度
  感染・発病したあとは、一定時間内にその血清を使用するのでなければ、予防量の数十倍ー数百倍を使用しても
  効果がないだけでなく、治療血清接種による受動性免疫は、免疫力の獲得は速いが保有期間は短く、効果は少
  ない。また血清病などについての配慮の必要性が高いことなど、受動性免疫に代わる有力な活動性免疫法が強
  く求められていた。1921年ラモンによりアナトキシンが発見され、この目的に対する研究は長足の進歩をとげ、
  ジフテリアおよび破傷風に対し、アナトキシンが実用化されるにいたった。とくに軍隊では軍陣外科学的方面に
  おいて破傷風の発生が多く、活動性免疫法が特に強く求められフランスはじめ諸外国ではすでに各種接種液に
  混じて活動性免疫を実施し、その有効性を認めつつある。
目的 「腸チフス・パラチフスAおよびB型細菌性食中毒接種液」(以下、4種混合接種液)と破傷風アナトキシンとを混合
  接種し、破傷風抗毒素と腸チフス菌凝集素との産生量について研究したので報告する。
方法 丁種学生総員70名・事故6名(欠番とする)被検人員64名につき、試験開始前の血清の腸チフス菌に対する
  正常凝集価を測定したあと、1番ー60番には、第1回4種混合接種液0,5ccと破傷風アナトキシン2cc、第2回
  4種混合接種液1ccと破傷風アナトキシン2ccを、7日間の間隔で混合活動性免疫を、61番ー65番には、7日間
  の間隔で第1回、第2回とも破傷風アナトキシン2ccの単独免疫を、66番ー70番には、28日間の間隔で第1回
  第2回とも破傷風アナトキシン2ccの単独免疫を行った。第2回免疫終了後、10日目と1ヶ月目に採血し、腸チフ
  ス菌に対する凝集価と破傷風抗毒素価を測定した。
材料あるいは対象 4種混合接種液は陸軍軍医学校製造のもの。破傷風アナトキシンは伝染病研究所製造の破傷風予防液第2号
  (精製破傷風アナトキシン)。
研究対象(実施)年月  
場所  
結果  
考察  
結論 (1)活動性混合免疫による破傷風抗毒素の産生は、破傷風アナトキシンの単独免疫と差はなかった。(2)活動性混合免疫を行ったが、腸チフス菌に対する凝集価の上昇に影響を及ぼさなかった。(3)混合免疫あるいは単独免疫により産生された破傷風抗毒素価は、いずれも200分の1国際単位以下で、接種間隔の長短による差はなかった。(4)凝集価と抗毒素価との間に因果関係は認めなかった。(5)破傷風アナトキシン接種による反応症状は自他覚的に異常なし。
抄録様式2  
抄録  
注目すべき事項  
本文中  
図表  
その他  
脚注・注釈  
備考  
担当者の考察