日本陸軍軍医学校防疫研究報告抄録
担当者氏名 岡田麗江
作成年月日 2007.11.20
著者 弘岡正
著者肩書 陸軍軍医学校軍陣防疫学教室 陸軍軍医大尉
著者2  
著者2肩書  
著者3  
表題 マレー聯邦に於ける結核問題
副題  
 出典著者 J.Orde Poynton
 出典表題 英文表題不明 邦訳表題:マレー聯邦における結核問題
 出典雑誌・書籍名  
 出典頁 全頁
 出典発行年 不明
475
種類 翻訳
分類1 224-421
分類2  
分類3  
分類4  
受付 18.3.15
印刷数  
米国メモの有無
米国メモ  
開始頁 475
終了頁 475-85
索引用人名 弘岡正 増田知貞大佐 J.Orde.Poynton A.Neave.Kingsbury
索引用方法 マンツー反応 ツベルクリン反応
索引用材料  
索引用対象名  
索引用疾病名 結核
索引用地名 マレー聯邦 クアラ・ルムプール
索引用その他  
参考文献(邦) 0
参考文献(欧) 126
0
61
背景 1.緒言;欧州では疾病構造が変わり、癌が問題になっても結核は未だ重要な疾病として、廣く研究が進められている。亜細亜では、以前から存在していたにもかかわらず研究されていない結核が東洋の死の主要な原因として登場している。既にインドでは研究が大規模に展開され、近東極東を通じ結核の重要性も認識され、近々10年間に亜細亜のこのような状態は、予防、治療の方面から打破することができるという見当がついた。マレー聯邦では、結核について何ら特殊な研究もなされておらず、この疾病の法令等の基礎となる材料もない。そのためこの報告書を予報として作成した。この研究は、Dr.A.Neave Kingsbury医学研究所長の提案により起案され、氏の指導により完成した。
目的 マレー聯邦における結核の状況を明らかにして結核対策の資料となる報告書を作成する。
方法 クアラ・ルンプール衛生官とその部下、Dr.D.R.Mc.Pherson(公民病院医官)、R.Morris,学校長、教頭、Dr.H.M.Nevin, Dr.J.P..Niven,など役割分担して調査。医学研究所の年報の利用。
材料あるいは対象 クアラ・ルムプールの英語学校、マレー土語学校の学生
研究対象(実施)年月  
場所 マレー聯邦 クアラ・ルンプール
結果 目次 1.緒言 U.マレー聯邦における結核蔓延状況 V.マレー聯邦に於ける結核素因問題 W.結核伝播と進展に関する問題 X.ツベルクリン反応 Y.マレー聯邦に於けるマンツー検診 Z.クアラ・ルンプールにおけるマンツー検診 [.強陽性反応者の環境衛生調査 \.強陽性反応者の健康状態 ].ツベルクリン陽性児童の管理 ]T.予後 ]U.治療 ]V.予防 ]W.結論 ]X.総括 ]Y.文献
考察  
結論 結核はマラヤで全人種(支那人、印度人、マレー人、欧州人など)間に発病し、青年の罹患率が高く、死亡率の重大原因。死者の大部分が非専門家(警察、地方弁護人など)の届け出で、熱性病も医師の診断を受けている者は少なく、幼児の結核死亡も診断されていないことが多いので、マラヤにおける結核死亡統計はもっと、農園労働者や部落マレー人は大したことでない。伝播の根本原因は飛沫塵かいによるもので、同居人過剰、社会的、人種的習慣が感染を助長している。マレー聯邦のクアラ・ルムプールやイボーテにマンツー検診により高率の陽性者を認めるが、これは都会に流行するものである。児童にマンツー陽性率が高いので、今後の成人発病率を予防するための手段を講ずることが重要。開放生結核から児童の感染をまもること。既に重篤感染をしている児童に対して、再活動化をふせぐための良好な環境へ導くことが必要である。
備考 本論文中の地名の下に二重線が引かれているが、記入者は不明