日本陸軍軍医学校防疫研究報告抄録
担当者氏名 岡田麗江
作成年月日 2007.11.20
著者 溝上三郎
著者肩書 陸軍軍医大尉
著者2  
著者2肩書  
著者3  
表題 C型パラチフス菌Vi抗元並びに腸チフス菌Vi抗元の感染防御に関する研究
副題  
 出典著者  
 出典表題  
 出典雑誌・書籍名  
 出典頁  
 出典発行年  
55
種類 原著
分類1 435-4
分類2 436-4
分類3 342-35
分類4  
受付 15.9.26
印刷数 400
米国メモの有無
米国メモ  
開始頁 1
終了頁 12
索引用人名 溝上三郎 石井 小林 伊川 越後貫 竹中 谷口 小川 内藤 菊池 勝矢 Ferix.a.Pitt, Kauffmann, Neufeld.u.Kuhn, Bieling.u.Oelrichs, wohlfeil, Heuderson
索引用方法 他動免疫 自動免疫 腸チフス菌の感染方法
索引用材料 Vi抗元を持つ腸チフス菌 Vi抗元を持つC型パラチフス菌
索引用対象名  
索引用疾病名  
索引用地名  
索引用その他  
参考文献(邦) 7
参考文献(欧) 11
0
5
背景 腸チフス菌の抗元構造は、O,H,Vi抗元の存在が示されている。C型パラチフス菌は、強いて言えば、腸チフス菌のV,W型の如しといえる。C型パラチフス菌Vi抗元に関して、腸チフス菌に対する感染防御試験で、Vi抗元を持つC型パラチフス菌で自動免疫した後腸チフス菌の注射感染に対し、防御効果有りという実験報告がわずかにある。また、C型パラチフス菌Vi血清をもってVi抗元をもつ腸チフス菌の感染致死を防御した報告があるが、詳細な実験報告をみることが出来ない。
目的 C型パラチフス菌Vi抗元が腸チフス菌Vi抗元と同様に、腸チフス菌の注射感染防御に有効であるか。
方法 マウスを用いて、自動免疫、他動免疫による感染防御を調べる。
材料あるいは対象 白色マウス。Vi抗元有する腸チフス菌(春山株他)、C型パラチフス菌(中村株他)。Vi抗元有しない腸チフス菌、C型パラチフス菌。対照菌株(由来菌、u.Kauffmann)。使用菌液(加熱菌液、フォルマリン加菌液、生菌液)
研究対象(実施)年月 昭15.9
場所  
結果 腸チフス菌、C型パラチフス菌ともVi抗元抗体を有する方が、有しないものより、腸チフス菌の注射感染にたいして防御効果大。パラC型菌Vi抗元も腸チフス菌Vi抗元と同様に腸チフス菌の注射感染の防御効果があるといえる。パラC菌の大量注射において、Vi抗元抗体が第1次性敗血症死を予防できるかについて、1日で死亡したが、今後研究が必要。
考察  
結論 C型パラチフス菌Vi抗元抗体も腸チフス菌Vi抗元抗体と同様V型腸チフス菌の注射感染防御に効果がある。
備考 実験に使用された菌株の由来は、春山株他は、軍医学校分離。中村株他は武漢附近分離菌。