担当者氏名 大野研而
作成年月日 06・1・8
報告フェース情報  
著者 美濃部龍馬
著者肩書 陸軍軍医学校軍陣防疫学教室(主任 井上大佐) 陸軍軍医少佐
著者2 内藤良一
著者2肩書 担任指導 陸軍軍医少佐
著者3  
表題 細菌集落各種計算法ならびに美濃部の考案した細菌集落計算盤について
副題  
 出典著者  
 出典表題  
 出典雑誌・書籍名  
 出典頁  
 出典発行年  
 出典社名  
581
なし
種類 原著
分類1 311−
分類2  
分類3  
分類4  
受付 昭和18.7.19.
印刷数  
米国メモの有無  
米国メモ  
頁数 15
索引用人名 小島三郎、中村豊、米田麟吉、末綱恕一、松本浩太郎、成実清松、田村市郎、今野武雄、山崎三郎、W.Klein,
  O.Spitta,F.And M.Lautenschlager, Mason and Buswell
索引用方法  
索引用材料  
索引用対象名 細菌集落各種計算法
索引用疾病名  
索引用地名  
索引用その他  
参考文献(邦) 8
参考文献(欧) 4
6
2
抄録様式1  
背景  
目的  
方法  
材料あるいは対象  
研究対象(実施)年月  
場所  
結果  
考察  
結論  
抄録様式2  
抄録 緒言:細菌集落を計算するにはいろいろな方法がある。普通平板培地に細菌集落を形成させて計算する場合が
  最も多いがその計算方法はさまざまで、標準となるべきものがない。われわれは誤差をなくすことは不可能だが
  誤差を小さくすることは極めて重要である。
  第一章:細菌集落計算方法。(1)細菌集落計算の理論、細菌集落を計算するには普通平板培地(ペトリー皿)を
  使用する。その方法は大きく分けて2つある。第一は全部の集落を総計を出す方法であり、第二は一部の区域中
  にある集落を数え、総面積との比から計算して全部の集落の推定数を計算する方法である。第一の場合は最も
  正確な数に近い数を出すことができるが、計算には相当の努力が要る。よって、数が少ないほうがよい。第二の
  場合は正確な数も出れば不正確な数も出る、一般に誤差が大きい。しかし計算が楽なので、数が多いほど、すな
  わち数百以上の場合が適当である。(2)細菌集落計算の実際。第一の方法には点印法がある。(表1)この計算
  に要した時間は大きく多数の平板培地の計算には適当でない。第二の方法には各種の細菌集落計算装置が
  考案されている。つぎの@−Jのようなものがある。これらのうちウオルフヒュウゲル計算盤は古くから一般の研
  究室で使用されている。誤差の限界が大きい。ナイセル計算装置は、複雑で製作が困難であり高価な為一般の
  研究室では使用されていない。当教室にも1台あるが取り扱いがやや複雑で相当の誤差もある。しかし前者に比
  べると誤差の限界は小さい。しかしいずれの計算装置も以下のような欠点がある。@取り扱い法が複雑、A携行
  に不便、B破損しやすい、C重い、D大きい、E大量製作が困難、F製作に各種の資材が必要、G高価、H集
  落計数時、光線の方向に配慮が必要、I相当複雑な計測・計算を要する。J誤差の限界が相当に大きい、K戦
  地で使用することが困難である。
  第二章:美濃部式細菌集落計算盤による計算法。(1)計算盤考案の経緯。略。(2)計算盤の製作法。(第1号ー
  第5号)、略。(3)計算盤の使用法、略。(4)計算ならびにその誤差。美濃部式計算盤を使用すると、どのような
  計算法でも変異係数すなわち標準偏差の集落数平均に対する百分比はつねに5以下であった。ウオルフヒュウ
  ゲル計算盤の場合は変異係数は10前後であった。表2に示されているのは、誤差の限界は美濃部:ナイセル:
  ウオルフヒュウゲル≒1:2:3である。
  結論:平板培地に形成された細菌集落を計算する方法として私は極めて簡便な計算盤を考案した。この計算盤は
  普通写真の印画紙で製作し黒地に白で一定の区割り(1平方cmを単位とし、1/2ないし1/20平方cmの面積を
  もつ)を表したものである。計算法はこの計算盤と平板培地とを重ね、全体的にあるいは抽出的に細菌集落を数え
  総数を求める。特徴としては、取り扱い法・簡単、携行に便、破損せず、重さ・大きさ・小、大量製作容易、各種の
  資材が不要で、安価、計算法・簡単、誤差の限界が小さいなどの点がある。したがって研究室だけでなく、とくに
  戦地において用いると極めて便利なものと考える。
注目すべき事項  
本文中  
図表  
その他  
脚注・注釈  
備考  
担当者の考察