担当者氏名 大野研而
作成年月日 06・1・14
報告フェース情報  
著者 松平豊太郎
著者肩書 陸軍軍医学校軍陣防疫学教室(主任 井上大佐)
著者2 小島三郎
著者2肩書 担任指導 嘱託 医学博士
著者3  
表題 肺炎双球菌の菌型に関する研究
副題 第2編 クループ性肺炎患者喀痰中における肺炎双球菌菌型分布の研究
 出典著者  
 出典表題  
 出典雑誌・書籍名  
 出典頁  
 出典発行年  
 出典社名  
585
なし
種類 原著
分類1 413−1
分類2  
分類3  
分類4  
受付 昭和18.7.19.
印刷数  
米国メモの有無  
米国メモ  
頁数 8
索引用人名 Bezancon,F.Et Griffon,V.,Neufelt,F.Und Haendel,L.,Dochez,A.R.And Gillepsie,L.J.,
  Cooper,G.,Edwards,M.And Rosenstein,C.,Walter,A.And Peizer L.,Blount K.,Beatie,
  M.And Colter,H.,Kauffmann F.,Morch,E.,and Schmith,K.,Guevin,V.,Bucca,H.,
  小野博、河盛勇造、米田薫、八田貞義、李開榜
索引用方法  
索引用材料  
索引用対象名  
索引用疾病名  
索引用地名  
索引用その他  
参考文献(邦) 2
参考文献(欧) 8
 
2
抄録様式1  
背景 1897年BezanconおよびGriffonに端を発した肺炎双球菌の菌型分類は1929−32年、Cooperの報告によ
  りほぼ確定したものと言える。このように菌型の分類が確定されるにいたり、臨床上菌型が肺炎の経過・予後・
  血清療法などと密接な関係にあることが解明されようとしている。一方肺炎の治療にはスルホンアミドの発見以来
  その薬剤が肺炎に有効であることが認められ、統計上血清療法にまさるといわれるが血清療法の著効について
  は現在それを疑うものはない。
目的 肺炎の治療血清を製作する上で、陸軍におけるクループ性肺炎患者の喀痰中にある肺炎双球菌の菌型分布を
  調査する必要があり、本調査を実施したもので、今冬の調査はひとまず終了したので、報告する。
方法 培養基、喀痰中の肺炎双球菌分離法、菌型決定法は第一編第2章記載と同じ。
材料あるいは対象 日本内地、朝鮮、満州にある各地の陸軍病院に入院したクループ性肺炎患者(軍人、軍属)の喀痰を、小試験管
  にほぼ5ccナマのままいれ、封蝋密栓して郵送を受け、322名分を得た。前段での肺炎双球菌の温度に対する
  抵抗試験で、27℃では5日で死滅することが分かっているので、気候の温暖な台湾、南洋地方は今回調査しな
  かった。被検者は陸軍軍人・軍属で年齢は18-48才、大部分は20-30才である。
研究対象(実施)年月 昭和17年12月10日に開始し、昭和18年4月10日に終了した。
場所  
結果 日本内地、朝鮮、満州にある各地の陸軍病院に入院したクループ性肺炎患者322名の喀痰中の
  肺炎双球菌の菌型分布状態は表2のとおりである。
考察 陸軍軍人・軍属におけるクループ性肺炎患者喀痰中の肺炎双球菌菌型分布状態と八田らの実施した地方青壮
  年者(16-50才)のクループ性肺炎患者52例についてのそれと比較すると、T型:前者では45%、後者では
  23,1%でともにその頻度は第1位、U型:前者で19,4%で第2位だが後者では7,7%で、第5位、V型:前者
  で1,8%と極めて少ないが後者では11,5%で第3位、そして固定型の頻度は前者で66,2%、後者は42,3
  %で両者とも健康人の菌型分布状態とは反対に固定型が大部分を占めており、前者が後者より頻度が高いこと
  は注目すべきである。
結論 3.内地、朝鮮、満州にある各地陸軍病院から、入院中のクループ性肺炎患者喀痰322個の送付を受け、これより222菌株を分離しえた。(検出率69,3%)。4.内地、朝鮮、満州の各地方別クループ性肺炎患者喀痰よりの本菌検出率はそれぞれ86,0%、74,0%、37,8%で、遠隔地になるに従い検出率が低下しているのは、郵送中の本菌の生存に対する悪条件が加わる頻度が多いことを示すものと考える。5.陸軍軍人軍属のクループ性肺炎患者喀痰中の肺炎双球菌
  菌型の分布状態は第2表のごとくで、T型:45%、U型:19,4%、V型:1,8%、]群:33,8%で固定型が大半を占めている。]群内の菌型分布はZ型:5,9%で最高、X型:5,4%、[型:4,1%、][型:3,2%、W型・Y型:各2,8%、]V型・]Y型・]][型:各1,4%、]]型:0,9%、\型・]T型・]W型・]\型・]Z型・]]W型・]]\型・]]Z型:各0,5%と頻度が小となり、]型・Z型・]X型・]Z型・]]T型・]]V型・]]X型・]]Z型・
  ]]]T型・]]]V型は欠如していた。6.分類不能型は3例検出した。
抄録様式2  
抄録  
注目すべき事項  
本文中  
図表  
その他  
脚注・注釈  
備考  
担当者の考察