担当者氏名 末永恵子
作成年月日 2008/4/7
報告フェース情報  
著者 永井東雄
著者肩書 陸軍軍医学校防疫研究室 陸軍軍医少佐
著者2  
著者2肩書  
著者3  
著者3肩書  
表題 二、三ノ細菌及毒素ノ「リケッチア」検出ニ及ス影響ニ関スル実験的研究
副題  
 出典著者  
 出典表題  
 出典雑誌・書籍名  
 出典頁  
 出典発行年  
 出典社名  
2部ー834号
無し
種類 原著
分類1 462−1
分類2  
分類3  
分類4  
受付 19.3.25
印刷数 不明
米国メモの有無 無し
米国メモ  
終了頁 8冊135頁
索引用人名  
索引用方法  
索引用材料  
索引用対象名  
索引用疾病名 発疹チフス、鼠咬症
索引用地名  
索引用その他  
参考文献(邦)  
参考文献(欧)  
 
5個
抄録様式1  
背景 一連(345号、346号)のリケッチアとスピロヘータとの共棲に関する実験的研究に附随する研究で、二、三の細菌および毒素のリケッチア検出に及ぼす影響について二,三の所見をえた。
目的 二、三の細菌および毒素のリケッチア検出に及ぼす影響を調べる。
方法 マウスに各種菌株、毒素とリケッチア乳剤を腹腔内または皮下に注射し、死体解剖ののちに標本を作り染色検出する。また、臓器から普通寒天・血液寒天・遠藤培地に移植して細菌の発育如何を検出する。
材料あるいは対象 マウス・脾脱疽棹菌・肺炎双球菌・赤痢菌・ジフテリー菌毒素・旧ツベルクリン・恙虫リケッチア
研究対象(実施)年月 不明
場所 不明
結果 肺炎双菌にのみ感染したマウスは斃死時期48時間以内。リケッチアにのみ接種したマウスと肺炎双球菌・リケッチア混合接種マウスの斃死時期は9日迄で同じであった。脾脱疽棹菌にのみ感染したマウスは5分の4が2日目までに斃死し、混合感染マウスは2日目までに8分の3が斃死した。赤痢菌のみに感染したマウスと混合感染マウスは、共に翌日迄陽性で第3日目に共に陰性になった。旧ツベルクリンのみ接種したマウスでは障害なし。混合接種では、リケッチアのみの接種と同じ。濃厚なヂフテリー菌毒素を接種すればリケッチアの検出率は一時低下するけれども、2,3日を経て再び上昇するが、希薄な同毒素ではリケッチアの検出率は、低下することはない。
考察 恙虫病リケッチアと肺炎双球菌は共棲し、初期においては後者の出現が顕著である。脾脱疽棹菌との関係は、相互独立的増殖を認めるが、染色標本・培養では、脾脱疽棹菌の繁殖が多少抑制される。赤痢菌との混合接種は両者無関係である。50倍希釈ツベルクリンを接種しても死因に影響しない。リケッチア接種マウスに希薄なヂフテリー菌毒素を接種した場合にはリケッチアの検出率が多少高くなる。
結論 恙虫病リケッチアは肺炎双球菌の増殖を抑える。同リケッチアは、脾脱疽棹菌とは、相互独立的に増殖する。同リケッチアは、赤痢菌とは無関係である。また、ツベルクリンを接種しても死因に影響しない。ヂフテリー菌毒素を接種した場合にはリケッチアの検出率に多少影響する。
抄録様式2  
抄録  
注目すべき事項 陸軍軍医学校防疫研究報告、第2部、835号と836号に附随した研究である。
本文中  
図表  
その他  
脚注・注釈  
備考 但東指導 嘱託 医学博士 緒方規雄
担当者の考察