日本陸軍軍医学校防疫研究報告抄録
担当者氏名 岡田麗江
作成年月日 2004.9.30
著者 北條圓了 
著者肩書 陸軍軍医学校防疫学研究室 陸軍軍医中佐
著者2 丸山正夫
著者2肩書  
著者3  
表題 コレラ菌の変異性に就て
副題 (水道水中に於ける「コレラ菌の変異)
 出典著者  
 出典表題  
 出典雑誌・書籍名  
 出典頁  
 出典発行年  
853
種類 原著
分類1 438-1
分類2 311-38
分類3  
分類4  
受付 19.2.28
印刷数  
米国メモの有
米国メモ  
開始頁 853-1
終了頁 853-17
  北條圓了 丸山正夫 石井四郎(陸軍軍医少将) Baerthlein,K. Eisenberg,  Blteanu,I. White,B. Kolle,W. Yang,Y.N,
索引用方法  
索引用材料 東京都水道水 満州流行異型菌株 上海流行原型菌株
索引用対象名 コレラ菌の変異性
索引用疾病名  
索引用地名  
索引用その他  
参考文献(邦 1
参考文献(欧 9
4
15
背景 自然界や一定条件下でコレラ菌の変異に関する文献は多い。BalteanuはRugose Colonies(皺へき性集落)を、Whiteはペプトン水培養が皺へき集落を生じ、S,R型も生じ、容易に原型にもどると報告。北條もPHの高い寒天平板に数百代の移植を繰り返し、弱アルカリ性普通寒天に移植、同様の変異を報告している。普通水中に変異集落を形成することがあれば防疫検索上遺漏無いようにすることが重要である。
目的 水道水中に長時間保存した場合、コレラ菌が如何に変容するかを実験し、供試菌中1株が皺壁性集落を出現させたので報告する。
方法 東京都水道水を高圧滅菌し、普通寒天斜面20時間培養菌苔を移植し、室温に放置。菌液を寒天平板培地に塗沫培養し発育集落を観察(平板培地に発育しない菌浮游液にはペプトン水で発育後、塗沫培養をした)。
材料あるいは対象 伝染病研究所より分与菌、稲葉株(原型菌)、彦島株(中間型菌)、小川株(異型菌)の3株、昭和7年満州流行異型菌10株及び昭和12年上海流行原型菌3株の合計16株。
研究対象(実施)年月  
場所  
結果 水道水中におけるコレラ菌の生存期間は大連27菌40日で最短であり、鄭家屯7、上海108菌が50日。最長は営口24が200日であった。大連47菌は水道水中40日で皺へき型変異を生じた。その性状は集落は正常集落と全く異なる。菌の形態は染色、運動、ゲラチン液化作用、凝集反応、沈降反応は原菌と大差ない。コレラロート反応は陰性。供試菌の毒力は人工培養を重ねたもので減弱しているが、大連47菌が最も強く最少致死量1mgであった。水道水中で最終発育の菌毒力も原菌と大差なし。
考察  
結論  
備考