担当者氏名 大野研而
作成年月日 06・3・18
報告フェース情報  
著者 坂村 徹
著者肩書 北海道帝国大学理学部植物学教室・教授・嘱託
著者2 宇佐美正一郎
著者2肩書 同・助教授
著者3 石井四郎
表題 細菌の新陳代謝に関する研究(1)
副題 陸軍軍医学校・依託研究
 出典著者  
 出典表題  
 出典雑誌・書籍名  
 出典頁  
 出典発行年  
 出典社名  
889
なし
種類 原著
分類1 316−
分類2  
分類3  
分類4  
受付 昭和19.4.19
印刷数  
米国メモの有無  
米国メモ  
頁数 5
索引用人名  
索引用方法  
索引用材料  
索引用対象名  
索引用疾病名  
索引用地名  
索引用その他  
参考文献(邦)  
参考文献(欧)  
 
4
抄録様式1  
背景  
目的  
方法  
材料あるいは対象  
研究対象(実施)年月  
場所  
結果  
考察  
結論  
抄録様式2  
抄録 *緒言:委託を受けた「浮遊液における細菌生存率」の予備実験として、浮遊液作成の場合の水が、通常の銅
  器を使用した蒸留水と、ガラス器による再蒸留水とでは、微量重金属その他の点から細菌の生存率に影響する
  かも知れないと考え、まず両者の比較をおこなった。同時に単なる蒸留水と食塩水との比較もおこなった。つぎに
  細菌の培養期間の長短により、細菌体細胞の性状、特にこの場合は抵抗性が異なる事を考え、培養の若い細
  菌と古い細菌とを比較した。なお少量の養料ならびに毒物添加の影響も観察した。
  *実験方法:肉汁寒天培地に、37℃で培養した大腸菌(特に断らない場合は24時間培養)の菌苔を掻き集め、
  浮遊液とし、滅菌ガーゼ数枚で濾過したあと摩り合わせ、栓付き試験管中に入れ、グリースで密閉し37℃に保
  存、適当な間隔日数を置いて材料を採取、滅菌再蒸留水で希釈、平板培養で細菌数を測定、浮遊液中の細菌
  数を算出した。
  *実験成績:略。
  *総括と考案:上記予備実験の結果に明らかなように、単なる蒸留水または再蒸留水、および両者で作成した
  食塩水に浮遊する場合の細菌保存は、相当長期間生存はするが、その生存率はきわめて低く、約半月で10%
  以下、通常は1%程度になる。なお実験当初に予想した普通蒸留水の「オリゴディナミー」もほとんど考慮する必
  要がない事がわかった。ただ上記実験結果中、古い培養の細菌は新しい培養のそれと比べ、抵抗力が大で、比
  較的長期間の保存に耐えるようである、例えば14日培養の細菌の場合単なる再蒸留水に浮遊させても、14日
  後やく30%は生存していると言う具合である。なお保存の際の温度を室温に下降させると更に高い生存率を示
  すものと考えられる。しかしながら、細菌保存が単なる細菌の生命力保持だけでなく、例えば病原性細菌の病原
  能力保存をを同時に必要とする場合には、果たして培養の古い細菌が上記の保存目的に適するか否かは別の
  問題である。細菌の養料または毒物添加により細菌生存率を保持しようとする事も、上記実験に使用した物質の
  範囲では成功しなかった。なお、その他の種々な条件、種々な物質添加および他の細菌につき現在実験中であ
  る。
  *結論:(1)細菌浮遊液を保存する場合、浮遊「メディウム」として蒸留水、同食塩水および再蒸留水(テレックス
  ガラス器蒸留)、同食塩水を使用したが、1ヶ月以上の保存ではほとんど差異を認めがたい。(2)培養の古い細
  菌を浮遊液にした場合の方が、若い細菌の浮遊液に比べ、生存率ははるかに高い。
注目すべき事項  
本文中  
図表  
その他  
脚注・注釈  
備考
担当者の考察